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The Survival..2013/5/11 WesternConference SemiFinal ゲームレポート[琉球ゴールデンキングス vs 京都ハンナリーズ]Game1

さぁ、勝負の後半…3Qのスタート。
キングスがオールコートプレスで自分たちの流れに持ち込ませようとする。
そんな中、まずは並里のパスからマクヘンリーが得意のペリメーター。
それでもすぐさまハンナリーズもクザンが遠目の2Pをしっかり決めて行く。
更に、#8村上直➡寒竹➡片岡とテンポよくパスが繋がり…最後は片岡が3P!
しかし、残り7分を切って…キングスタイムがスタート!
まずは並里の3Pを皮切りに、次は#13菅原洋介のペリメーター、最後は#32山内盛久➡菅原➡マクヘンリーとしっかりパスが繋がり、最後はマクヘンリーの3P!
38-46となったところで、ハンナリーズ・浜口HCがたまらずタイムアウトを請求。
キングスブースターは大盛り上がり!

   
しかしタイムアウト明け、ハンナリーズもしっかり合わせてくる。
パルマーがフリースローをしっかり決めて、更に得意の3P!
今度はたまらずキングス・遠山HCがタイムアウトを請求。
その後、パルマーは更にペリメーターを1本決めてリードを広げて行く。
お互い1本ずつ入れて行く中…キングス・ウッドベリーが2本連続の3Pで、チームに流れをもたらす。

   
それでも残り2分を切って…今度はハンナリーズタイムがスタート。
まずは瀬戸山のパスからボイエットが豪快に3P!
ジーノがフリースローを外すがボイエットがルーズボールを奪取!細かい所でもいいプレーを実行。
そしてそして…残り36秒でジーノの豪快なスラムダンクが相手ゴールに炸裂!
そんな中、残り2.2秒にはボイエットのファストブレイクが決まる。
46-63とハンナリーズのリードが広がって、最終4Qへ。

   




そして最後の10分間、4Qのスタート。
序盤はハンナリーズペースでゲームが進んで行く。
まずは岡田のゴール下でのシュートが決まると…クザンのゴール下でのAND1が炸裂!
クザンは更にペリメーターをしっかり決めて行くと、最後は瀬戸山の3Pで締めて行く。
たまらず、キングス・遠山HCがタイムアウトを請求。
残り6:42で47-72のスコア。

   
タイムアウト明け、今度はキングスタイム!
まずはゴール下でラーカイがAND1を獲得!更に並里のパスからマクヘンリーがラインから遠目の位置から3Pを鮮やかに沈めて行く。
そして、マクヘンリーはドライブからファールを誘いフリースローを獲得。
6点点差をキングスが縮めて、オフィシャルタイムアウト。
残り4:59で53-72のスコア。

   
点差を縮めたいキングスであったが、ここから我慢の展開が続く。
ウッドベリーのペリメーターがしっかり決まって行くが、その後が続かない…
その間にボイエットが3Pを決めて行って、点差を縮めさせない。
残り3分前後には両チームが流れを変えようとタイムアウトを請求し、ゲームに臨んで行く。

   
それでも我慢の展開、オフェンスが決まらず、やきもちした中でタイムがどんどん進んで行く…
マクヘンリーのドライブからのレイアップが鮮やかに決まって行くが、その後のオフェンスが続かないキングス。
一方のハンナリーズは瀬戸山がしっかりフリースローを決めて行けば…
更にクザンが残り1分になっても、ペリメーターショットをしっかり決めて行く。
そして…残り22秒、ハンナリーズのBig Playが相手ゴールに炸裂!
ジーノがスティールに成功し、最後はそのまま豪快にスラムダンク!!!

   
ゲームはこのまま終了…
57-82とハンナリーズが25点の点差でGame1を勝利した。

   




何と言っても、このゲーム。
ハンナリーズのやりたい事、狙いが思う存分、コートに出たゲームだったように感じた。
ディフェンスからのバスケットの展開、目指している部分がここで出たかという素晴らしいバスケットだった。
このゲームの立役者は#2ジャーメイン・ボイエット。
昨シーズンのプレーオフでも何度もドラマを演出し、プレーオフの戦い方を知っているプレーヤー。
彼が19PTSとチームトップになったのは大きい。
更にインサイドでもキーとなる#42ジーノ・ポマーレが大活躍!13PTS、3STL、3BLKに攻守に活躍。
そして…何と言ってもソルジャーこと#91片岡大晴の気迫と3P3本を100%の確率で決める勝負強さ。

   
一方のキングス。
2週間ぶりのゲームとなった、この一戦。
序盤は堅い部分があった中で、キングスらしい激しい攻守の展開がなかなか見られなかった。
少し1on1でのバスケットになってしまい、持ち味のチームバスケットが展開できず、相手ディフェンスにハマってしまった感じが見られた。
その中でも#33ジャーフロー・ラーカイがインサイドで11PTS、11REBとダブルダブルの活躍。
あとはこの日なかなかリングに嫌われてしまったアウトサイドシュートが40分の緊迫したゲームを経験した事でGAME2以降はタッチもあってくるのではないか?と思っている。
何と言っても足を使った激しいディフェンスが、この宜野湾で見られないと有明への切符は掴めない。
自分たちのバスケットを表現する、これがキーになるであろう。

   



次回は…このゲーム後の両チームのHC公式会見とプレーヤー達のインタビューをお届け。
みなさま、次回もお楽しみに…





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