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bjリーグ2013-2014シーズン開幕!高松ファイブアローズvsライジング福岡:GAME REPORT

-取材・文・写真/大津 将平


待ちに待ったbjリーグ2013-2014シーズン開幕戦。
今回は、高松ファイブアローズ対ライジング福岡の開幕シリーズ・2ゲームをレポート。

昨季ファイナルズ準優勝のライジング福岡は昨季の主軸メンバーに加えて、今シーズンから地元福岡出身でbjリーグ屈指のガード・青木康平を加え、悲願のリーグ初優勝へ向けてスタートを切った。
対するは、『進化』への挑戦のシーズンと意気込む、高松ファイブアローズ!
ファイブアローズがホームで、ライジングを迎え撃つ!



GAME1@高松市総合体育館 2013/10/05 19:00Tip Off

高松ファイブアローズ - ライジング福岡
1Q 15-19
2Q 20-24
3Q 21-15
4Q 20-33
Total 76-91

10月5日、香川県高松市総合体育館で行われた、bjリーグ2013-2014レギュラーシーズン開幕戦。
高松ファイブアローズ対ライジング福岡は、76-91のスコアでライジング福岡が勝利した。
ライジング福岡の#15セス・ターバーは、21得点を挙げる活躍。3Pを5/6、3P成功率83.3%と高確率でアウトサイドシュートを決めるなど、攻守に渡ってチームを牽引した。
また、#11竹野明倫は、16得点・4アシスト・1スティールと活躍し、チームの勝利に貢献する活躍をみせた。
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<スターティング5>
■高松ファイブアローズ
#22  鈴木 正晃
#23  小寺 裕介
#25  米澤 翼
#4   デクスター・ライオンズ
#31  ポール・ウィリアムス

■ライジング福岡
#8  竹野 明倫
#1  仲西 淳
#11 青木 康平
#2  レジナルド・ウォーレン
#4  ジュリアス・アシュビー


<1Q>
試合開始直後、若干堅さが見られる立ち上がり。
ライジング福岡のレジナルド・ウォーレンのポストアップからのジャンパー、ファイブアローズのデクスター・ライオンズのローポストからのジャンパー。お互いに攻めるも決まらない。
ファーストショットは残り8:40。レジナルド・ウォーレンがペリメーターショットを決め、ライジングが先制。ゲームが動き出す。

ファイブアローズはデクスター・ライオンズがキックアウトしたボールから、小寺が3P。直ぐさまお返しすると、ポール・ウィリアムスからデクスター・ライオンズへのハイ・ロープレーでのショット。
更にディフェンスでもポール・ウィリアムスが福岡・アシュビーをブロックし、返しの速攻でデクスター・ライオンズがゴールを決める。高松7-2福岡。

残り6:40で福岡がタイムアウト。
ホームでの声援を受け、流れに乗るファイブアローズ。

タイムアウト明け、修正をはかるライジング福岡。
ライジング福岡は青木がファウルを、高松・米澤からもらい、フリースロー2本をきっちり沈める。更に竹野もピック&ロールから、エルボーの位置でドライブジャンパーを決め、高松7-6福岡。直ぐさま追いつく。
残り4:30、竹野がドライブからのスクープシュートを沈め、高松7-8福岡。福岡が逆転する。

その後、インサイドでの戦いが激しくなってくる。
ポール・ウィリアムスとレジナルド・ウォーレンのマッチアップから、ウィリアムスがファールを貰って、フリースローを1本決めると…負けじとウォーレンもオフェンスリバウンドの競り合いから、ファウルを貰いAND1!フリースロー1本きっちり沈める。高松8-11福岡。

1Q終盤、インサイドが激しくなっていて、今度はアウトサイドへと展開がされるオフェンス。
途中出場の福岡・加納が3Pを沈めると、高松のデクスター・ライオンズも3Pでお返し。その後、途中交代の福岡のセス・ターバーがペリメーターショット&3Pとアウトサイドショットをオープンで決め、最終的に高松15-19福岡でクオーターエンドして2Qへ。


<2Q>
2Q、開始時のスターター。
高松ファイブアローズ:#22鈴木正晃、#25米澤翼、#4デクスター・ライオンズ、#55アンドレス・ソートン、#31ポール・ウィリアムス。
ライジング福岡:#24石谷聡、#31高畠圭介、#15セス・ターバー、#7マイケル・デル、#2レジナルド・ウォーレン。
両チーム外国籍選手が3人。フロントコート陣が厚みを増す。

序盤、トランジションの早い展開。残り8:50のファイブアローズ、ポール・ウィリアムスがゴール下からファウルをもらい、AND1!高松18-19福岡。
ライジング福岡は、高畠がインサイドアウトで3Pを沈め、更にセス・ターバーがファーストブレイクからレイアップ。高松18-24福岡。取られたら、取り返す。そんな展開が続く。

残り8:08、高松がタイムアウト。
明けのファイブアローズはデクスター・ライオンズがペリメーターショットを沈めれば、ライジングは石谷がキックアウトされたボールを3Pで決めてくる。高松20-27福岡。福岡が高確率で3Pを沈め、点差を徐々に広げる。

2Q中盤では、両者ディフェンスがタイトになってくる。お互いインサイドでは、やらせない。
福岡がテンポの速い展開から、竹野のドライブからのフローター。レジナルド・ウォーレンがトップからの1on1で3Pなど、福岡が少しずつ点差を広げる。残り5分を過ぎたところで、高松24-32福岡。

アウトサイドを高確率で決めるライジング福岡。セットプレーからポップアウトし、レジナルド・ウォーレンが3P。更に竹野が3Pなどで点差を広げる。残り3:09、高松27-38福岡。
その後、ファイブアローズ・米澤がミスマッチを活かし、3Pを決めるなど、相手が決めれば、自分たちもという展開へ。

最終的には、高松35-43福岡のスコア。福岡が8点リード、1Qの点差をさらに広げ後半戦へ。

前半を終え、高松は前半だけで相手のターンオーバーを7本誘うなど、チームディフェンスで福岡のインサイドオフェンスに対して、アジャストメントを図った。
それに対し、福岡はチーム全体で、3Pを7/12、成功率58.3%とアウトサイドで効果的に攻め、前半でのアドバンテージを握った。



<次のページは後半のレポート>
 
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