Road to the Championship... ECC presents bjリーグ2012-2013シーズン プレーオフ FINALS: HC公式記者会見レポート!
■京都ハンナリーズ:浜口 炎HC■
チームとしてレギュラーシーズン非常に苦しんで、選手が我慢強く最後まで戦って、ここに来てチームとしてまとまってきた感じがします。
もう既に練習は終わったんですけど、非常に明るくしっかりとした練習ができたと思います。
非常に福岡は個人能力の高いチームだと思います、1on1でディフェンスするのではなく、チームとして何とか失点を抑えていきたいと思います。
※今シーズン、メンバーがガラリと変わったと思いますが、勝つためにどういうコンセプトで戦ってきたのか?
今シーズン大幅に選手が変わったんですけど、まずは有明で勝てるチームを目指すという事でメンバーを変えてきました。
チームを目指すところとしてはシステムもルールも同じ事を徹底して行っています。
その結果、チームとしていろいろな部分、チーム状態が変わってくる事が多いんですけど、結果としてはチームとして例年行っている事を徹底してきた事が良かったのかなと思っています。
※キングスを倒してきた有明ですが、特別なことなのか?サプライズ的な感じではないのか?
大きいと思います、アウエーで2つ取ってファイナルズに進出する。
有明で1つ勝つ事よりも、ある意味、意義のある事だったと思っています。
ぼくたちは全然対戦相手が分からない時ですけど、滋賀と、次に沖縄と当たりたい。
それは自分の個人的な意見ですけど。そういう事を選手に話して。
やはり移籍してきた選手が多いので、滋賀は岡田優選手がいましたし、沖縄はデイビッド・パルマー選手がいましたし、そういったチームに勝って。
移籍してきたチームよりも、ここでよりいい成績を残せるようにみんなで戦おうという事を話して。
そういう意味では両方とも大きい勝利だったのかなと思います。
※うちに来て、負けてしまったね…という思いを選手にさせたくなかった?
そうですね。
※個人的に行っているゲン担ぎなんかあったりするんですか?
ゲン担ぎですか…特にないですね。
でも、京都はお寺とか神社とかたくさんあるので、レギュラーシーズンの時はよく行っていたので。
助かっています(笑)
そして、髪も伸ばさないと。8連敗した時に切りました、優勝したら伸ばせないですね(笑)
■ライジング福岡:金澤 篤志HC■
まず有明ですが、bjリーグ・バスケットボールの整地なので、そういった所で戦えるといったことが嬉しく思いますし。
ここまで整地で戦うまでチームで一つになって、ここまでの戦いを勝ち取ったことが非常に嬉しく思うので、持っているものを全て出し切って、更にブースターの人と一つになって戦っていきたいと。
そういった有明の雰囲気の中で、そういう雰囲気を感じていますので、その中で戦っていきたいですね。
京都ですが、まずコミッショナーからも話があったように本当にNBAを経験したプレーヤーを要して、更に日本人プレーヤーも能力が高く、他にもデイビッド・パルマー選手もチャンピオンリングを獲得していますし。
個人個人すばらしいチームだと思います。
そして、浜口HCもここ有明での戦いの経験も豊富ですし、自分たちはチャンピオンシップを目指して…まずはチャレンジャーのとして、全て京都との対戦のために、全てを捧げていいゲームをして、更に自分たちが一つとなってここまで来た力を信じて戦っていきたいなと思います。
※オフェンス力が非常にある中で、京都の堅いディフェンスを破るために考えている事は?
まずはもちろんファーストオプションを潰してくると思うので、セカンドオプション・サードオプションまで行って、更にファーストオプションに戻ってくるくらいまでにプレーして、オープンスペースをアタックできたらいいなと思います。
※島根との一戦、クロスゲームを勝ちきりました。昨シーズンなら見られませんでしたが、そこは選手が自信をつけてきたからですか?
そうですね、本当に今シーズンいろいろな課題が見つかって、山あり谷あり紆余曲折あったんですけど、その中で課題をひとつひとつ克服して、積み重ねが今こうやってプレーオフで現れているので。
課題が多かった分、チームとして成長できている。
そういう自信は、自分たちも選手たちも感じていますね。
※初めてのHCとしての有明ですが…
竹野明倫選手、仲西淳選手、加納督大選手もファーストシーズンに控えで経験しています。
その他にもジュリアス・アシュビー選手、ジョシュ・ペッパーズ選手、レジー・ウォーレン選手も有明を経験しているので。
更に自分自身もACとして、有明をファーストシーズンに経験していますので(笑)
戦ってきて、とにかく有明という舞台に立てた事に対して、自信になっていますし。
もちろん有明ではチャンピオンシップを目指して戦っていく訳ですが。
その中でとにかく自分たちが積み上げてきたものを、いつも通りコートに出しながら戦っていく。
積み上げてきたものを大切にして、それを自信にして、戦う事が大切だと思うので。
そういったところでは気持ちは入っていますが、戦っていけるというムードを感じております。
<次のページはイースタンの両HC>