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Road to the Championship... ECC presents bjリーグ2012-2013シーズン プレーオフ FINALS: HC公式記者会見レポート!


日付変わって、2013年5月18日(土)になりました。

戦いは…いよいよ佳境となった。
Road to the Championship…全ては頂点に立つために…

​ついにbjリーグ今シーズンの"LAST DANCE"が開演です!
"ECC presents bjリーグ 2012-2013シーズン プレーオフ ファイナルズ"
聖地・有明コロシアムが2日間、熱く熱く最高潮に燃え上がる!
みなさん、準備はOKでしょうか???

チケットは…まだまだ発売中!この最高の2日間を逃す訳にはいきません!
☆bjリーグ プレーオフ ファイナルズ:チケット情報はこちらから☆


さて、決戦の前の静けさ…
聖地・有明コロシアムで行われた、出場する全4チームのHCが集まった公式記者会見のレポートを余すところなくお届けします。




■bjリーグ:河内コミッショナーの挨拶・展望■
  

まず始めに今日来ている4チームのHCがこの場にいますが、このことを予想していたのはどれくらいいたのか?というくらいに自分自身も8シーズン目にして、どこが勝つか分からないという思い描いていたゲーム展開で、この有明のファイナルズの4チームに進出したと思います。
本当に大変だったと思いますが、何とかHC・プレーヤー・チームなど全てが一丸となって、ここにたどり着いたのかな?と思います。
この4チームのHCに本当によく頑張ったという思いを持っておりますし、改めてこの場に進出したことにお礼を申し上げたいと思います。 ただ、明日明後日と大切なゲームが2ゲームが残っています。
思う存分、HC自身がやってきたバスケットを我々に、そしてブースターのみなさんに表現していただきたいと期待しております。 イースタンの方から話をさせていただければと思います。


まず新潟は今シーズンはインサイドとアウトサイドのバランスがすごくいいチームで、非常に1年間シーズン通して安定したのかな?と思います。
気掛かりなところは8シーズン目で5回目の有明での挑戦ですが、まだチャンピオンになっていないんですね。
そういう意味ではたぶんマット・ギャリソンHCは今シーズンのCoach of the yearですので、また自信も現役時代に有明で悔しい思いを持っていると思います。
ぜひ、その部分をふまえて有明で大暴れしてほしいと期待しております。

一方の横浜ですが、新規参入から2シーズン連続の有明進出になります。
レジー・ゲイリーHCは昨シーズンのCoach of the yearですね。
そういう意味では今の横浜のドゥロイレン・バーンズ選手をはじめ、日本人選手の蒲谷選手など選手の特徴をうまくオフェンスでは活かしながら、相手のディフェンスに対応しているなと感じています。
何ゲームかコートで見ましたが、レギュラーシーズン終盤の埼玉戦でした。埼玉が勢いに乗ってアグレッシブに得点を重ねていくチームに対して、真っ向勝負をして勝利をおさめたゲームがあったり…そうかと思えば、相手をロースコアに抑えていく。
このゲームがどのような方向に行くのかというところを判断しながら、着実に白星を重ねたというチーム。

明日、どうなるのか?本当に分からないです。
ただ、去年・今年のCoach of the yearのベンチワークが相当ゲームの流れに影響してくるのか?と思います。
昨年、横浜は悔しい思いをしています。そういう意味では雪辱を持って、この有明に来ていると思っております。
いいゲームを期待したいです。



続いてウエスタンの方なんですけど、まずは福岡から。
選手層を見ると相当厳しいかなと…人数的にも12名というところで、その中で何ゲームか拝見した中で金澤HCが非常に選手の起用方法が的確に、しっかり休憩も取らせての起用をしているなと感じます。
勝負所の第4Qには、いいコンディショニングでスターティングメンバーを起用する、そしてそのゲームで調子のいいメンバーで最後締めくくるというようなベンチの采配。
それに選手がHCの指示通りに巧く噛み合っているなと感じます。
たぶん明日も皆さん見ていてほしいんですけど、いいタイミングでエースを休ませたりするベンチ采配があると思います。
また接戦になればなるほど、勝てるのではないか?という自信のもとゲーム展開をHC自身が描いているのかなと思っています。
本当に日本人のガード陣がどれだけ有明で暴れてくれるのか?というのを期待しております。

最後ですが、京都。
開幕8連敗から、いつの間に這い上がり、最後にはシーズン最高勝率を上げた昨シーズンチャンピオンのキングスをアウエーで破った。
私も観戦しておりましたが、Game1は浜口HCのやりたいバスケットを実行して危なげなく勝利をおさめた。Game2はそうは言ってもキングスも修正を1日でしてきて、死に物狂いで戦っていました。
そんな中でびっくりしたのは、3Qの終わり2分くらいで大量リードをされていた中で浜口HCが日本人プレーヤーだけでゲームを進めた。一方のキングスはこのゲームで負けたら有明への扉が途絶えるという部分から、外国人プレーヤーを使っていたんですけど。 いい意味でこのゲーム諦めてGame3に行くのかな?と自分自身思いましたが、4Qはしっかりスターターに戻すという。
その出た選手たちがGame2は…と思っていたと思いますが、HCはやりたいバスケット・プレーをした選手に対して、しっかり気持ちよくプレーをさせてGame3に持っていく。
その采配を見て、Game2は大敗でしたが、チームとしてそれぞれがHCの指示通りプレーをして気持ちよくゲームを終わらせて、Game3に持っていかせる。
これを見て、本当にどうなるか分からなかった感じでした。
あのゲーム、95%はキングスのブースターです。しかし、少ないながら来てくれたブースターとともにチームが最後まで諦めずに戦った。
Game3も9-0となった時に、これは…というところから粘り強く戦ったのは本当にすごいな、すばらしい采配だなと思った。 同時にNBAを経験したマーカス・クザン選手、ガードのジャーメイン・ボイエット選手、彼らがあのゲームで本当に一生懸命プレーをして、勝利をおさめた瞬間にコートに崩れ落ちて喜びを表現している。
あれを見て、このチームは本物になってきたなと感じました。

明日もこの両チームで、どのような状況でも最後まで諦めないという展開になるだろうなと。
最後、絶対に勝つという気持ちを出し続けられるのか?これは技術ではないと思いますね。
その気持ちをどちらが強く出していたのか、これが明日の一番の見所ではないかなと思います。


この4チーム、どこが勝っても初のチャンピオンシップの栄冠を掴み取ります。
そういう意味では、本当に悔いが残らずに今までやってきたバスケットを明日・明後日全て出し切ってもらいたいと思います。
ブースターの皆さんに、その全てを見せてもらえたらと思っています。



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